LAN工事について

LANとは、パソコンやプリンターなどの通信機器を繋いでデータをやりとりするネットワークのことをLANと呼びます。
パソコンで書類をプリンターで印刷したり、インターネットを利用できるようにするためにはLANの構築が必要です。 このようなLANを構築するために行う工事をLAN工事といいます。 ほとんどの会社や店舗でパソコンやタブレット型の端末など、何らかの通信機器が導入されています。


有線LANと無線LANの違い

LANの設定には、パソコンをケーブルでつなぐ『有線LAN』とケーブルを使わず無線で機器同士をつなぐ『無線LAN』の2種類があります。
『有線LAN』は、インターネットへの接続が安定しており、通信速度が速いのが特徴です。通信の速度は優れていますが、機器の設置場所をどのように配線するかを考える必要があります。

『無線LAN』は、パソコンとケーブルを直接つながなくても通信を可能にします。 また、無線電波の届く範囲内は、どこでもインターネット接続やプリンターへの印刷などができます。パソコンんの場所をあまり気にしなくても利用できるのは無線LANの特徴です。 しかし、電波の届きにくい場所では、接続が不安定になります。
また、無線LANの場合、パソコンなどの通信機器が無線に対応していなければなりませんので注意が必要です。

LAN工事の開通までの流れ

1.まずはお見積りを

現地調査と見積もりを出します。レイアウトを業者に伝え、より快適なネットワーク環境を提案してもらうためにも、構成案は図面化して確認してもらいましょう。

2.現場調査と日程を調整

工事日程を決めていきます。現場調査をし、工事にどれくらいかかるのかを確認します。工事に立ち会える日時で調整することをおすすめします。

3.施工当日

トラブルが生じた際の連絡・指示系統として当日の工事の責任者とその連絡先を確認しておくことをおすすめします。

4.通信テスト

通信テストを徹底に行います。後日、繋がらないというトラブルにならないようにしっかり設定をしていきます。