ひかり電話とは、NTTなどの通信会社が提供する電話サービスのひとつです。
フレッツ光一緒に利用することで使うことが出来ます。

電話回線の種類

まず電話回線の種類を知っておく必要があります。大きく分けると下記の4つになります。

  • アナログ回線
  • ISDN回線
  • ひかり電話(光オフィス)
  • IP電話

現在の主流はひかり電話(光オフィス)となっています。とはいえアナログ・ISDN回線の利用はまだまだ多く法人回線ではその数は30%以上あります。

ひかり電話と光電話オフィス

大枠を説明すると、ひかり電話は2chまで、3ch以降は光オフィスと考えてください。(※chとはチャンネルを意味します。同時通話利用できる数です。4人同時で通話したい場合は4chが必要になります。)
ひかり電話から光電話オフィスタイプへ変更する際は、工事費がかかってくるので、法人事業所では光オフィスを導入するのがおすすめです。

ひかり電話のメリット

メリットはひとつで料金面です。アナログ・ISDN回線と比較するとおおよそ半分くらいの月額料金となります。その他電話なので使えるサービスなどに違いはありません。デメリットもあげておくと、ひかり電話の番号は「ひかり電話番号帯」を使わなければいけません。

※ひかり電話番号帯→03-6☓☓☓-☓☓☓☓
ひかり電話だけど03-3☓☓☓-☓☓☓☓を使っているよという方もいると思います。

アナログ・ISDN回線から番号ポータビリティをすることもできるので、ひかり電話番号帯を使いたくないというかたは、このような方法もあります。もう一つ考えて置かなければいけないことは、アナログ・ISDN回線からひかり電話へ移行する場合は、工事費がかかるということです。NTT工事費とビジネスフォンの設定変更工事費用がかかってきます。合計するとそれなりの金額になってきますので、この辺は少し考慮する必要があります。

ひかり電話への切替について

前項でご説明したように、ひかり電話への切替はNTT単独ではできません。
ビジネスフォンを利用している場合は、回線が別のものになるため、接続用の機器・ユニットが必要になり、またそのための設定が必要になってきます。

ひかり電話料金について

ひかり電話の料金は若干複雑になっていますので、詳しくはNTTへご相談頂く形になりますが、おおよそ下記のような料金体系となります。※目安の金額とお考えください。

ひかり電話(2chの場合)
プラン 価格
ひかり電話エースプラン 1500円
Wチャネル 300円
合計:1800円
ひかり電話オフィスタイプ(8chの場合)
プラン 価格
基本料金 1300円
追加チャンネル 300×5=1500円
ナンバーディスプレイ 300×5=1500円
ボイスワープ 800円
合計:4800円

まとめ

ひかり電話(光オフィス)は月額料金が安くなります。新規事務所などではひかり電話(光オフィス)などがあります。切り替えは自動的に行われるわけではなく、工事費がかかってきます。電話番号のことや既存の割引サービスなども考慮して切替については考える必要があります。